【ミネ月式】2021年ACLの大会形式をまとめます

◆日本の出場枠と割り当て

こんな感じ になってます。前回優勝枠の新設(復活)で少々(かなり?)難解なものになっております。

◆大会日程

なぜこの流れで日程かと言うと、重要で、大きな変更があったからです。

2020年の最後が、

2020年12月19日 ACL決勝/J1-34節

2020年12月27日 天皇杯準決勝

2021年1月1日 天皇杯決勝

となっています。

で、元々の予定だと、

2021年1月26日 ACLプレイオフ

2021年2月8-10日 ACLグループステージ第一節(東西)

となっていましたが、ACLの日程が後ろ倒しになった関係でしょう、最新のAFC Competitions Calendar 2021 だと、

2021年2月2日 ACLプレイオフ

2021年2月15-16日 ACLグループステージ第一節(西地区)

2021年2月23-24日 ACLグループステージ第一節(東地区)

となり、多少、余裕ができました。そして予定段階では初めて、東西のグループステージ日程が分散されます。

グループステージは三節まで西地区が先行して、四節から同じ日程、以降、五節/六節/R-16/…と進んでいきます。

決勝は2021年11月21日と27日。西のホーム→東のホームでの対戦になるはずです。

◆大会形式

2021年大会から出場クラブ数が32→40に拡張されます。西16→20、東16→20と東西それぞれ四枠の追加になります。

詳細は下記参照ですが、新たに解放される四枠は全てランキング下位に開放されますので、日本を含め上位の協会には影響ありません。

(以下東地区に限定した話)

現状、4クラブx4グループで、各組一位二位がR-16へとなっていますが、2021年大会からは

4クラブx5グループとなります。各組一位(5)と各組二位の内、上位三つの8クラブのみがR-16に進める狭き門となります。

AFCは基本的にグループ内の順位は直接対決が優先されますので、得失点差の少ないクラブが二位になった場合、他のグループとの比較の際不利ではないか、という疑問がありますが、この辺りはもう少し調べる必要があります。

また、来年も新型コロナ、に限らずグループステージから撤退するクラブがある場合、3クラブで4試合になりますので、他グループとの比較はあらゆる可能性を想定する必要があります。まあその辺りは2020年11月11日のAFC Competitions Committeeで決まるでしょう…。うん、きっときまるよ…。

それ以外は今んところ情報はねえです。グループステージを最初から集中開催にするんじゃないかという説もありますが、東アジアの二月三月の開幕前後のバタバタ感を考えると無いんじゃないかと思います。J1は20クラブ38試合だしね。

◆東アジアの出場枠

それぞれの実際の出場クラブ自体にはあんま興味ねーので、それは専門家に任せますが、おそらく(おそらく、です。AFCはまだ公式に発表してません)2016年-2019年の成績の累計で下記のようになります。

1 中国 3+1

2 日本 3+1

3 韓国 2+2

4 タイ 2+2

5 豪州 1+2

6 フィリピン 1+1

7 北朝鮮 1+0

8 ヴェトナム 1+0

9 マレーシア 1+0(※JDTで確定)

10 シンガポール 1+0

11 香港 0+1(※傑志で確定)

12 ミャンマー 0+1

です。4.25体育団のAFCカップでの躍進で一気に七位まで上がった北朝鮮ですが、おそらく、ライセンスの問題(2020年AFCカップへの出場無し、そもそも国内にライセンス制度があるのかないのかAFCでも把握できていない、AFCの定めるプロ要件をクリアしていないなど)でACL出場は実現しない見込みです。その場合の枠は11位の香港が繰り上がり、13位のインドネシアの繰り上がりは無いという話です。

◆グループステージの組合せ

これを予想してこそミネ月式なのですが、今のところ情報がありません。

が、グループステージでの同一協会対決回避からある程度は予想できる、プレイオフも組合せは固定できる、ということで仮仮の予想はあります。近日公開します。