2020年の大会も無事に開催できるか分からないのに2021年の話です。
AFC主催のクラブの大会(ACLとAFCカップ)の2021年大会以降の出場規定が発表されました。
Entry Manual for AFC Club Competitions (2021 edition)
記すべき項目が多いので要点をまとめ詳細は別ページに記載します。ミネ月本人が消化できてない部分もありますので、しばらくは暫定版です。
◆AFCクラブランキング
正式には、AFC Club Competitions Ranking。過去四年間のAFCでのクラブの大会での実績によるポイントの積み立てです。
奇数年/偶数年の大会のポイントの積み立てはこれまで、
- 2015年/2016年大会は2011年-2014年の積み立て
- 2017年/2018年大会は2013年-2016年の積み立て
- 2019年/2020年大会は2014年-2017年の積み立て
となっていましたので(2019/2020からなんで積み立てる周期が変わったかは割愛)、当然、
- 2021年/2022年大会は2016-2019年の積み立て
だと思われていましたが、上記のエントリーマニュアルには明記されておりません。のである程度想像・推測するしかないのですが、ポイントの詳細については、
にまとめます。
◆出場権の配分
ランキングは2016-2019で推測するしかねーのでそれで進めます。
2020年の新型コロナのアレでそれどこじゃない感じですが、実は2021年ACLからは大会を拡張し、出場クラブ数を32→40(東のみだと16→20)に増やし、新たにグループステージに4枠追加となります。その追加枠は上位には配分されず、今までプレイオフ予選に回っていた7~10位の協会に割り当てられます。
協会名 ACL
ストレートインACLプレイオフ
プレイオフ予選AFCカップ
ストレートインAFCカップ
プレイオフ
プレイオフ予選
1 中国 3 1 - -
2 日本 3 1 - -
3 韓国 2 2 - -
4 タイ 2 2 - -
5 オーストラリア 1 2 - -
6 フィリピン 1 1 1 0
7 北朝鮮 1 0 1 1
8 ヴェトナム 1 0 2 0
9 マレーシア 1 0 2 0
10 シンガポール 1 0 2 0
11 香港 0 1 1 1
12 ミャンマー 0 1 1 1
13 インドネシア - - 1 1
14 カンボジア - - 1 1
15 マカオ - - 1 1
16 ラオス - - 0 1
17 台湾 - - 0 1
18 モンゴル - - 0 1
19 ブルネイ - - 0 1
19 東ティモール - - 0 1
19 グァム - - 0 1
◆北朝鮮はアジアの頂点を目指す…?
で、北朝鮮のACLストレートイン枠です。
(細かい話はあとで補足しますが)北朝鮮は2019年AFCカップで好成績を残したものの、2020年大会にはエントリーしておりません。AFCの要求するプロクラブの規約を満たすクラブがない、そもそも国内にライセンスシステムが無いなどの話がありますが、2021年大会はACL/AFCカップともエントリーしない見込みです。
で、北朝鮮の枠は11位の香港に譲渡される見込みです。で、東ゾーンとアセアンゾーンの線引きで、台湾がAFCカップストレートイン枠を獲得する見込みです。まあ推測の上に予想なんで外れるかも知れねーです。
◆2021年ACLの仕組み
ACL東地区は16→20に拡張されます。
- 4クラブx5グループ
- 各組一位がR-16に
- 二位の内、上位3クラブがR-16に
ということになりそうです。
これだとR-16の対戦が、
- 一位対二位:3
- 一位対一位:1
となりどのグループに割り当てられるかが重要になる可能性が(あくまでも可能性)あります。今まで抽選会で二秒で終わっていた部分が重要な意味を持つ可能性が多いにあります。もしかしたらR-16は完全オープンな抽選になるかも知れません。
◆組分予想
なので、(一つ仮定はあるんですが)グループステージの組分予想は全くできない状況です。
とは言え、相変わらずグループステージ同一協会対決回避、プレイオフ/プレイオフ予選の固定化からある程度は推測できます。
そのうち追加します。
◆じゃあJ1四位でGo to アジア
で、国内の話です。
新型コロナも落ち着き(?)J1も何とか再開しました。降格はなく、天皇杯はJ1終了後にJ1一位二位(ACLストレートイン枠を確保した状態)が出場内定となっております。
つまり、J1一位二位と天皇杯優勝がダブる可能性が高いのでJ1四位まで枠確定…?
いいえ。
めんどくさいことに、2020年ACLからは優勝すると「次の大会のプレイオフ出場権」が付いてきます。
マリノス・FC東京・神戸の内どこかが優勝すれば2021年大会の「プレイオフ出場権」獲得です。
ん?プレイオフ?
上記3クラブが「プレイオフ出場権」を獲って、J1四位以内に入れなかった場合はどうなるでしょう?
AFCの規約により、「各協会のACL出場数は最大4」と決められていますので、
- マリノス・FC東京・神戸のどこかがACL優勝
- そのクラブがJ1四位以下
の場合、J1四位の「プレイオフ出場権」はそのクラブに与えられ、
日本からは
- J1優勝(ストレートイン)
- 天皇杯優勝(J1一位二位と被る可能性大)
- J1二位(ストレートイン)
- J1三位(天皇杯優勝=J1の場合ストレートイン)
に加えて
- 2021年ACLで優勝しつつうっかり出場権を取り逃がしたクラブ(プレイオフ)
の四つになります。張り切っていきましょう。
天皇杯優勝が
- J1以外でACLライセンスを持つクラブの場合:J1三位がプレイオフ、うっかりさんがいた場合譲渡
- ACLライセンスを持たないクラブの場合:J1四位がプレイオフ、うっかりさんがいた場合譲渡
となります。わかる?すまん、俺もよくわかんねーや。
まあまだ全部確定情報じゃないので変更・間違いがあったら修正します。
◆2020年大会の終息
あ、書き忘れた、あとで追加する。